増税前に外国たばこ値上げ 財務省認可(レスポンス)

財務省は、フィリップ・モリス・ジャパンから申請のあった紙巻きたばこの値上げについて、4日認めた。全銘柄73品目について1箱(20本)20円の値上げ。『ラーク』、『マルボロ』の320円が340円となる。値上げは6月1日から。

同社製品の値上げは、07年10月以来の価格改定。野田財務副大臣「法律に照らして、消費者に大きな不利益を与えるほどの大幅な値上げではないため申請通りに認めた」と説明する。値上げ要因については「売上が低下する中で、競争のための販売促進のコストを確保しなければならない。成人識別の自動販売機の負担のかかるなど経営上どうしても小売価格を上げざるを得ないという要請だった」と説明する。

10月1日にはたばこ税の増税が予定されている。この影響でたばこ各社の値上げが見込まれるが、野田氏は「今回の値上げは、増税とは関わりなくコスト要因により行われる」と強調した。

小売価格変更はブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンも50品目で申請中。近く認められる見込み。同社も1箱(20本)20円値上げする内容となっている。同社は『ケント』、『ラッキーストライク』などが主力銘柄。今のところ日本たばこ産業(JT)の値上げ申請は確認されていない。

たばこの小売価格の変更は、たばこ事業法により財務省の認可を得る必要がある。

《レスポンス 中島みなみ》

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 政府が今国会に提出する予定の「地球温暖化対策基本法案(仮称)」の閣議決定の時期がずれ込む可能性が高まってきた。小沢鋭仁環境相は2日の閣議後会見で、「各層の意見を聞く必要があり、それに丁寧に応えるとなると(5日の閣議決定は)物理的に厳しい」との考えを明らかにした。

 当初は5日の閣議決定を目指していたが、産業・労働界などから慎重な議論を求める声が相次いで浮上していた。これを考慮して来週にも閣議決定する方向に軌道修正し、12日の法案提出の締め切り日に間に合わせたい考えだ。5日には中央環境審議会地球環境部会を開催し、有識者の意見を聞く。

 基本法案をめぐっては、政府内で大筋の合意形成が終了。ただ、温室効果ガスの排出総量に上限を設定する国内排出量取引制度の書き方や原子力利用の位置づけについては、他省庁の実務担当者や連立政権を組む社民党との間で詰めの調整作業が残っているという。

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奈良の妊婦遺族の請求棄却 「救命の可能性低かった」 大阪地裁(産経新聞)

 奈良県大淀町の町立大淀病院で平成18年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明に陥った同県五條市の高崎実香さん=当時(32)=が19病院から転院を断られた末に死亡した問題で、夫の晋輔さん(27)らが診断ミスが原因として、町と同病院の担当医に約8800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、大阪地裁であった。大島真一裁判長(島村雅之裁判長代読)は「最善の措置をして直ちに搬送しても、病態の進行が急激で救命の可能性は極めて低かった」として請求を棄却した。

 判決によると、実香さんは18年8月7日に分娩が始まり、8日午前0時過ぎに脳出血して意識を失った。医師は午前1時50分に転送先を探し始め、午前5時ごろに大阪府内の病院への転送を開始。実香さんは16日に脳出血で死亡した。

 原告側は「脳病変を疑ってCT検査を実施するべきだった」と病院側の過失を主張したが、大島裁判長は「CT検査が早期搬送の妨げとなることも考えられ、検査よりも高度医療機関への迅速な搬送を優先した判断に過失があったとは認められない」とした。

 判決を受けて原告の晋輔さんは「残念。実香に申し訳ない」と話した。控訴については今後検討するという。一方、大淀病院は「判決は審理が尽くされた結果。病院としてはさらに医療体制の充実に努力する」とコメントした。

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 読書の感動を絵で表現する「第21回読書感想画中央コンクール」(全国学校図書館協議会、毎日新聞社など主催)の表彰式が26日、東京都千代田区の如水会館で開かれた。

 式には、応募総数52万506点の中から選ばれた最優秀賞の横手舞さん=島根県江津市立松平小2年▽竹田悠希さん=仙台市の私立仙台白百合学園小4年▽小西輝彦さん=奈良県橿原市の私立聖心学園中等教育1年▽木村喜久美さん=東大阪市の私立大阪商業大高3年−−ら上位入賞者29人が参加した。

 入賞者は緊張した面持ちで賞状を受け取った。小西さんが代表してあいさつし、「うれしさと感謝の気持ちでいっぱいです。コンクールは良い本を読む機会を与えてくれた」と笑顔で語った。

 横手さんは作品制作の感想を朗読し、「この本の作者は、建物を作る名人なのでしょうね。こんなすてきな建物をかけるのだから。私もこの建物に住まわせてくれるかな」と述べた。【馬場直子】

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